ポイントカード戦略
リスクを冒してまで、積極的にポイントカードを発行して大きな成果をあげているのがカメラ量販店です。
「ヨドバシカメラ」「ビックカメラ」「さくらや」などが有名ですが、それぞれのカードは10~20%という高いポイントを付けて人気になっています。
高率のポイントが買い物のときにそのまま割引されるため、ほとんどの買い物客は競うように使っています。
「これでよく店がつぶれないな」と感心しますが、カメラ量販店の場合は、大量販売を前提に仕入値を低く設定できるため、高率のポイントを出しても利益が出る体制を整えていると思われます。
また、高率のポイントによる割引が人気となり、リピート客をしっかりつかんでいるという面もあるでしょう。
こうした好循環があるため、ポイントカード戦略はますます盛んになっているのです。
しかし、同業でも3番手、4番手となると、それほどハッピーではありません。
先行するライバルに合わせてポイント還元率を高くしなければならないのに、客数はそれほど見込めません。
したがって、ポイントカード戦略がなかなか収益アップにつながらなくなっているとみられます。
そうした会社はポイントカードのやめどきを考えるようになるでしょう。
ただ、そこの境界線をどう引くかが難しいところです。プラチナカードよりも難しいでしょう。